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大阪市城東区のバレエ教室 

市原典子バレエアカデミーSoRa[空]

トゥシューズで立つ その2

トゥシューズで立っている状態とは、つま先が伸び、足の甲も伸び、その延長にすねの骨を立てている状態が保たれている状態のことです。

もしも、つま先が伸びず、甲も伸びなければ、かかとが落ち、すねの骨を甲や足首の延長上に真っ直ぐに保つことができなくなってしまいます。

日々のレッスンで、つま先を伸ばす「タンジュ」や「ジュッテ」をしているのはその為です。

その為のレッスンがクリア出来てもトゥシューズで立っている状態は自分の体重プラス、踊る事による重力もかかるので大変です。これはかなりの力(筋力)が必要になります。

また、つま先と甲が伸びてすねの骨をまっすぐ立てるだけでは膝が曲がってしまいます。その上の太ももの筋力さらに上のお尻の筋肉、又さらに上の上半身の筋肉(腹筋や背筋、脇の力など)を使って立っています。体重や重力に打ち勝つための力(筋力)を日々のレッスンで鍛えているのです。

まずはレッスンで筋力を鍛えることで、その先に軽やかなポワントワークによる踊りが生まれるのです。

トゥシューズで立つ

当アカデミーでは、JrBクラス(4年生以上)から憧れのポアント(トゥシューズ)を履き始めます。

足が強くなり、つま先やひざが伸びるようになるのがポアントを履く目安となるのですがなかなかこれが難しく、力も入り大変なのです。

この続きはまた次回に詳しくご説明します。

今できること

私事ではありますが今年最後の舞台が終了いたしました。

今年は3本、「マノン」「雪のP.D」そして「白鳥」とすべて沖潮先生と踊らせていただきましたが、先生とご一緒するたびに学びがあります。

作品の世界を創り上げるためのリハーサルを何日も何時間もかけて行い、パートナリングを確認し合うなかで、思うようにいかないことがあると気持ちの落ち込みや舞台への不安が押し寄せてきます。

「踊ることの意味」や「これが最後の舞台かもしれない」と舞台前になるといつも考えてしまいます。これはケガの痛みや思うように動けないなど自分への苛立ちから舞台に対して弱気になっているということです。

こんな時は一旦頭の中を整理する必要があります。今の課題は何か?その解決方法はあるのか?今するべきことは・・

一人で悩み考える必要はありません。先生に相談しアドバイスをいただくことで「今できること」が見えてくるのです。自らの体験をもとにこれからもSoRaの生徒たちにそんなアドバイスができるように学び続けることが大切だなと改めて思いました。

今回の舞台では、舞台統括の山本悦子先生や上田亜樹子先生、Gathering with dancers事務局の方々に大変お世話になりました。

見に来てくださった方々、遠方まで有難うございました。

HAPPY!HALLOWEEN

昨日はたくさんのお菓子をもらっちゃいました。ありがとうございました。

良い一日をお過ごしください。

エクササイズクラスについて

SoRaの子どもたちは皆「バレエ大好き」な頑張り屋さんがたくさんいますが、大人のエクササイズクラスも様々な方たちが楽しくレッスンされています。

十数年前、鶴見区民センターでバレエの指導を始めた頃から続けていらっしゃるIさん、舞台経験のあるNさん、お子さまと共にSoRaでレッスンをされているYさんとSさん、コンクールに出場経験のあるIさん、ずーっとバレエに憧れていたというSさん、そしてオーバー70の私の母、などなど。

レッスンを始めるきっかけは人それぞれなのですが皆さんに共通していること、、、

それは美しくしなやかな身体になってきていると言う事。これはレッスンを頑張った人へのご褒美なのです。

様々なキャリアの方達がアットホームな環境でレッスンされています。

どうぞ気になる方は、一度見学体験にいらしてください。

舞台写真について

9/4に開催しました市原典子バレエアカデミーSoRa[空]第5回発表会の舞台写真のサンプルが出来上がりました。

舞台写真は、その時の気持ちや感動を思い出させてくれるだけでなく、客観的に自分を見返すことができます。

舞台セットや照明、衣装やパートナーの存在の大切さにあとから気付くこともあるかもしれません。

どういう視点で見ているのでしょうか・・笑

バレリーナの一瞬を切り取った素敵な写真をたくさん残して欲しいものです。

ハロウィーンのお化け

今年もやってきましたお化けたち。

あなたはだれなの?

こうもりですよね

後からじんわりと来ます。

見守るという教え方

以前、このブログでお伝えしたキッズクラスのMちゃんは、4月に当アカデミーに入会してから、毎週ご機嫌にレッスンには来てくれるのですが、私の顔を見るとすぐにテケテケテケとママの所へ。

それでもお友達の様子を伺いながら、気が向くと5分くらいはスタジオの隅っこで身体を動かしていました。そろそろ半年か経つなと思っていたのですが、とうとうこの日がやってきたのです。

今日はじめて、最初から最後までお友達と一緒にレッスンすることが出来たのです。一度だけママの所に行きかけましたが私が呼びかけると、グッとこらえて戻ってきました。

見学をしていたお友達のお母さんからも「じょうずだったね!」と声をかけられ本人はご満悦な様子でお茶をぐびぐび飲んでいました。助手の先生と「次も一緒にレッスンしようね」と約束の指切りをして帰って行きました。

Mちゃんのママは、この半年間休むことなくレッスンに通い子どもを見守り続けてこられました。レッスン後、Mちゃんの笑顔とこれまでのお母様の気持ちを思いながら、とても幸せな気持ちになりました。

経験を積み重ねて行く

第5回発表会を無事に終え少しお休みをいただき、通常のレッスンが始まっております。

舞台を経験すると生徒たちは必ず成長し、各々に変化が見られます。下級生も上級生も何かを感じ次のステップへと歩んで行きます。

表情が固く、うまく笑えない生徒に「もっと笑って」といったところで顔はひきつるばかり。自分の思いや感情を表情や身振りで人に伝える表現力は、日々の練習だけでは豊かなものになっていきません。

気持ちに余裕がなければ人を惹きつける素敵な微笑みは生まれません。つまりその状況に「慣れる」ことが必要になります。

そのような中で、豊永太優先生の特別クラスを実施し、参加者はまた新たな体験をしました。

なんだかとっても楽しそうです。

第5回発表会を終えて

9/4大東市のサーティホールにて市原典子バレエアカデミーSoRa[空]第5回発表会を無事、開催することが出来ました。

会場の感染症対策を遵守し、発表会を成功に導いてくださった皆様には改めましてお礼申し上げます。

当日頂いたDVDを観ながら、今はまだ余韻に浸りつつまた次のことを考えなければと思っています。

生徒たちには、この経験から学び、さらなるステージを目指して歩んでもらえたら、素晴らしいことです。

関係者の皆様、お疲れさまでした。